地元の職人や工芸家が手がけた作品など、その土地ならではのお土産を探すのなら、公設市場はぜひ訪れたいもの。もちろん、地産地消の食材を生かした朝食、とれたての香り豊かなフルーツ、ピニックにもってこいのおいしい食品もたっぷりそろっています。カナダでも特に人気の市場で地元の人々に混じって楽しいひとときを。
体験
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新鮮野菜ならウィニペグの農家が運営する市場、セント・ノーバート・ファーマーズマーケット。このたび通年で楽しめる巨大なドーム型テントが完成しました。、穀倉地帯として名高い同州最大の市場として、地元農家が集まって運営されています。ピクニックの食材探しのほか、はちみつやハンドメイド石鹸、職人手作りの工芸品、デザイナーオリジナルのジュエリーなど、何でもそろいます。大道芸人のパフォーマンスやメティ(先住民とヨーロッパ系の混血子孫)による伝統音楽演奏も楽しい雰囲気を盛り上げます。
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フレデリクトンにある屋内・屋外両方の施設を持つ通年営業のボイス・ファーマーズ・マーケットには独特の品々がそろっています(消防ホースを再利用したバッグはいかが?)。伝統的な地域の集会所に集まってくる地元の人々が楽しんでいるのは朝食。ブルーベリーやゼンマイのような山菜、チーズ、ジャム類、シーフード、ワイン、チョコレートなど季節に合わせておいしそうな食べ物が並びます。また、食事はレバノン料理で有名なブドウの葉包みからバッファロー肉のハンバーガーまで多彩です。
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のどかな雰囲気が漂うクロスロードマーケット(アルバータ州最大規模)は、蚤の市あり、たくさんの食べ物の屋台ありと、カルガリーならではの家族で楽しめる場。ドイツのソーセージやカンボジアの名物料理など、カナダらしく多彩な食文化が色濃く反映されています。ほかにも農業が活発な地域らしいビーフジャーキーやトリュフソルト、地元産のタンパク質食品などもお忘れなく。
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ハリファックス・シーポート・ファーマーズ・マーケットの始まりは1750年に遡ります。北米最古の歴史を誇る市場で、2階建ての複雑な形状の倉庫スペースに、250店以上が軒を連ねます。市場内の一角にはザ・シェルフというエリアがあり、近隣の大学生たちが中心となって地元の農家や職人を支援しています。このため、魚屋の店主が大学生たちと会話している姿も日常的な光景です。また、公開ワークショップに参加したり、さまざまな商品を購入したりすることが可能。さらに市場には多彩なショップ、ギャラリー、ハーバービューのルーフトップパティオ、移民博物館まであります。
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ラシュート(モントリオールから車で1時間30分)西部で開催されるラシュート・ファーマーズ・マーケットは何でもそろうと評判。早めに行けば、コンディションのいいビンテージ品の靴やアンティークの装飾品などが見つかるかもしれません。建物自体は50年代から続く飾り気のない簡素なものですが、6万平方メートルを超える広大な空間には蚤の市、屋内アンティーク店、ファーマーズ・マーケット、レストラン、エンターテインメント、果ては馬のオークションまである充実ぶり。ちなみに馬のオークションは午後2時スタートです。
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70年代から続く会員制生協組織のサスカトゥーン・ファーマーズ・マーケットでは、サスカチュワン州特産のベリーを使ったホームメードパイが味わえます。サスカトゥーンの旧電気製品倉庫をそのまま使って運営されているこの素朴な雰囲気のマーケットで、もう1つ忘れてはならないのが、地元産の蒸留酒。農産物はもちろん、手によりをかけた食品や工芸品が購入できるほか、シェフによる料理実演、夜のショッピング、コンサート、川沿いのピクニックなど盛りだくさんです。
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お腹が空いたら、オタワのダウンタウンにあるバイワード・マーケットへ。ここは隅々まで最新トレンドが感じられる空間です。歴史ある地区にあるこのマーケットには、1826年から続いている賑やかなファーマーズ・マーケットだけでなく、オタワを代表する最先端のレストランが集結しています。買い物やダンスを楽しんだら、クラフトビールを味わい、パティオのあるカフェでランチ。アート感覚あふれる屋台も注目です。
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賑やかな埠頭エリアにあるグランビルアイランド公設市場。遠くにバンクーバーの高層ビル群を望む旧セメント工場跡地にあるこの市場にの周囲には倉庫だった建物を活用したアトリエや工房、ギャラリー、ブティック、レストラン、劇場などが並び、エンターテインメント・スポットとしても要注目です。
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イメージ画像集
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